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CAT端末とは?種類や導入メリットを解説

CAT端末とは?

CAT端末とは、クレジットカードの有効性を確認するための端末であり、「キャット端末」と呼ばれています。CATとは、Credit Authorization Terminal の頭文字をとった略称で信用照会端末という意味です。エンドユーザーが店舗などでCAT端末を介しクレジットカード決済を行うと、カード情報がクレジットカード情報処理センターを経由して各カード会社に送信されます。送信されたカード情報から、使用されたクレジットカードが有効なものかどうかを審査し、問題がなければそのまま決済処理が行われます。

CAT端末の種類

据置型CAT端末

据置型CAT端末は、店頭のレジカウンターに設置されているCAT端末です。主に飲食店やコンビニエンスストア、スーパーマーケットなどレジカウンターが固定された店舗に利用されています。据置型CAT端末では、LAN回線を経由してクレジットカードの有効性を確認するため持ち運ぶことはできませんが、その分紛失のリスクもありません。また、据置型CAT端末にも様々な種類があり、レシートプリンターが搭載された端末、POSレジと連動可能な端末、QRコードが読み取り可能な端末など多岐に渡ります。回線の工事費がかかる場合もあるため、複数店舗や大型店舗の事業者に利用される傾向があります。

活動基盤『キャッシュレス・ビジョン』とは

キャッシュレス・ビジョンは、日本のキャッシュレスの現状と今後のキャッシュレス化の方向性や方策案をまとめ、2018年4月に経済産業省によって策定されたものです。消費者の利便性向上、事業者の生産性向上を目的とし、キャッシュレス決済が普及している外国人旅行客への決済手段提供など、国をあげてキャッシュレス決済の普及を推し進めていくことを方針として掲げています。

ポータブル型CAT端末

ポータブル型CAT端末は、4GやWi-Fiなどコードレスな回線を利用して決済を行うCAT端末です。充電式で利用時は電源ケーブルと接続する必要がないため、訪問販売や移動販売、イベント会場など主に屋外で利用されています。また、レストランやカフェといった飲食店のテーブル会計にも便利です。加えて、エステサロンや美容クリニックでは、エンドユーザーの前で決済処理を行えるため、高額なコースや回数券の支払い時での不安を軽減させることもできます。ポータブル型CAT端末には、レシートプリンターの搭載されたものやQRコードや電子マネーを読み取れるものもあり、1台でキャッシュレス決済を完結させることもできます。

アナザーレーンのCAT端末決済

据置型CAT端末(E530)

アナザーレーンでは店頭のレジカウンターに設置して利用する据置型のCAT端末として「E530」を提供しています。E530はレシートプリンター搭載のCAT端末のため、省スペースで導入することができる決済端末です。

決済可能
ブランド
VISA、Mastercard、American Express、Diners Club International
サイズ
・重量
204mm×84mm×68mm・380g
接続方式 LAN接続
CPU 32 bits ARM9 secure processor
メモリ FLASH 128MB,RAM 32MB

ポータブル型CAT端末(E550)

ポータブル型CAT端末「E550」は、コードレスで持ち運びに便利な決済端末です。信用照会にはLAN回線を用いず、Wi-Fiや4G回線で行います。また、レシートプリンターが搭載されているため、屋外でのイベントやテーブル会計などおすすめです。

決済可能
ブランド
VISA、Mastercard、American Express、Diners Club International
サイズ
・重量
172mm×80mm×60mm・375g
接続方式 4G回線、Wi-Fi
CPU 32 bits ARM9 secure processor
メモリ FLASH 128MB,RAM 128MB

ポータブル型マルチ決済端末(A8)

アナザーレーンではポータブル型の決済端末として、ポータブル型マルチ決済端末「A8」も提供しています。AndroidOSが搭載された最新のモデルであり、タッチパネル式でスタイリッシュなデザインが特徴です。E530やE550と同様にレシートプリンターも搭載されているため、決済時にその場でレシートを渡すことができます。

決済可能
ブランド
VISA、Mastercard、American Express、Diners Club International
サイズ
・重量
183mm×84mm×64mm・455g
接続方式 4G回線、Wi-Fi
CPU ARM Cortex-A7 4コアCPU
メモリ 1GB RAM+8GB FLASH

CAT端末を導入するメリット

屋外・屋内で決済ができる

アナザーレーンでは、屋外・屋内どちらでも事業形態に合わせたクレジットカード決済の導入が可能です。CAT端末には、屋外で利用できるポータブル型と、おもに屋内で利用される据置型があります。ポータブル型CAT端末であれば、屋外でのイベントやデリバリーと、屋内でのテーブル会計を組み合わせることができます。クレジットカードを利用するエンドユーザーにあった決済方法を選べるため、機会損失の低減に繋がります。

レジオペレーションの簡略化

CAT端末を導入することで、現金支払いと比較しレジオペレーションを簡略化することができます。現金支払いでは、支払い金額の確認やお釣りの受け渡しなどに時間が掛かってしまいますが、クレジットカード決済ではスムーズに会計を行うことができます。また、アナザーレーンでは加盟店ごとに専用の管理画面を設定するため、リアルタイムで支払い金額を確認することができます。売上管理の簡略化もでき、おつりの受け渡しミスや紛失といったトラブルを防ぐことにもつながります。

信頼性の向上

飲食店やエステサロンといった店舗事業では、ホームページやポータルサイトで店舗紹介をすることもあります。その際に、ポータルサイトによっては支払い方法を記載することができます。クレジットカード決済の導入には店舗事業の審査があるため、その審査基準を満たしている店舗という面で信頼性の向上が期待できます。また、ポータルサイトにクレジットカード決済が可能という記載があることで、他社と比較された場合に差別化ポイントとなり、売上拡大も期待できます。

CAT端末の導入方法

直接契約

カード会社と直接契約することでCAT端末を導入することができます。直接契約をする際はVISAやMastercardなど、それぞれのカード会社に申し込みをして審査を通過しなければなりません。審査基準はカード会社によって異なるため、個人事業主や開業したばかりの小規模な法人の場合は、大手事業者よりも審査が厳しくなってしまう場合もあります。また、各社と契約ができたとしても、カード会社ごとに売上の支払いサイクルや契約内容が異なるため、売上管理の工数が増えてしまう、というデメリットがあります。

決済代行会社を利用する

CAT端末の導入には、直接契約だけではなく、アナザーレーンのような決済代行会社を利用するという方法もあります。決済代行会社を利用することで、クレジットカード決済の導入にかかる契約を1社にまとめることができます。その結果、一度に複数の決済ブランドを導入することができ、審査にかかる時間を短縮することが可能です。加えて、入金サイクルや入金日もまとめることができるため、売上管理の効率化につながります。

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