決済代行の手数料とは?決済代行会社を選ぶポイントもご紹介

決済代行会社とは?

決済代行会社は、VISA・Mastercardなどのクレジットカードブランド、PayPayや楽天PayのようなQRコード決済、PASMOやSuica、WAONなどの電子マネー決済といった各決済ブランドと決済サービスの導入を希望する事業者を仲介し、決済サービスを提供する機関です。
決済代行会社には決済処理を国内金融機関を経由で行う国内決済、海外の金融機関を経由させる海外決済と2種類に分かれています。

決済代行会社はどんなときに必要?

決済代行会社は、複数の決済サービスを導入したい時におすすめです。
決済サービスを事業者が個別で導入するには、各決済ブランドごとに申込みや審査申請を行う必要があります。また、売上の入金日もブランドごとに異なるため、入金管理の手間も増えてしまいます。決済代行会社を経由することで、申込みから導入までをワンステップで進めることができ、売上も契約時に定められた日に一括で入金されるため、管理も容易になります。
決済サービスを利用するには決済端末機や決済システムを用意する必要があります。決済代行会社を利用することで、決済代行会社が対応している端末機やシステムをスムーズに導入することができるため、面倒な手間が少なく利用を開始することができます。

決済代行会社に支払う手数料・費用

決済代行会社に支払う手数料や費用は、契約を結ぶ決済代行会社によって異なります。
また、導入を希望する決済サービスの種類や決済ブランド、決済プランによっても変動があるため、導入時には担当に見積もりを作成してもらった上で検討することが重要です。ここでは一般的な費用の項目について説明します。

初期費用

決済サービスを導入するには初期費用が発生することがほとんどです。初期費用は決済サービスを利用するためのシステムを組み込んだり、決済端末機を利用する費用にあてられ、相場としては3万円~8万円程が一般的です。決済代行会社が提供している契約プランやキャンペーンによっては、初期導入費用が0円になることもありますので確認が必要です。

月額費用

決済システムや端末機の利用料、顧客データの管理費用にあたる金額で、利用するしないに関係なく毎月一定額が発生します。相場は月額3,000円~8,000円程が一般的ですが、決済代行会社によって異なります。初期費用と同様、契約プランや利用するシステムなどによっては月額費用がかからないケースもあります。

手数料

決済代行会社の手数料は、1件の決済が上がるたびに発生する決済手数料、入金ごとに発生する振込手数料、決済データを転送するたびに発生するトランザクションフィー、一度決済された金額をキャンセルする取り消し手数料、不正決済の代金返還時に発生するチャージバック手数料など数種類の手数料があります。

決済代行会社の手数料の種類

決済手数料

決済手数料は決済の件数ごとに発生する費用です。1件あたりに発生する金額が決まっているわけではなく、契約時に定められたパーセンテージによって金額が決まります。一般的に購入者の滞納リスクが高い商材や役務サービスは手数料が高い傾向にあり、パーセンテージは決済代行会社によって異なります。
また、決済サービスによっても手数料は異なり、クレジットカード決済が3.24%~10%、コンビニ決済が2%~5%、電子マネー決済が3%~4%が一般的な相場です。

振込手数料

決済代行会社と契約すると、決済サービスを介しての売上は契約時に定められた日にまとめて入金されるようになります。指定口座に売上金が振り込まれる際に発生する手数料が、振込手数料です。振込手数料の金額は入金サイクルや振込金額で変動することがあります。

トランザクションフィー

トランザクションフィーとはデータの転送にかかる通信費にあたります。決済が発生すると、銀行などの金融機関に決済のデータを転送します。トランザクションフィーは決済金額の大小に関係なく、1件あたりの決済に固定された金額が発生します。決済手数料とトランザクションフィーは決済の度に発生する金額になるため、決済手数料は安いがトランザクションフィーが高く利益が減ってしまった、ということにもなり兼ねません。導入の際は決済手数料だけではなく、トランザクションフィーもしっかり把握するようにしましょう。

取り消し手数料

決済が完了した後にその決済をキャンセルしたい場合、決済の取り消し処理を行います。取り消し処理には1件ごとに取り消し手数料が発生します。
相場は1件あたり5円程が一般的です。決済の取り消しが多く発生することはあまりないと思いますが、導入前に手数料額をしっかり確認するようにしましょう。

チャージバック手数料

チャージバックとは、クレジットカード決済の不正利用があった場合やエンドユーザーが決済に対して同意しない場合に、カード会社が売り上げを取り消し、加盟店へ返金を請求する仕組みのことです。チャージバック手数料は、チャージバックの際に事業者側に請求されます。
チャージバック保険など、決済代行会社がチャージバックの金額を補償してくれるオプションサービスもあります。

決済代行会社を選ぶポイント

1今後の運用を考慮して検討する

自社に適した決済代行会社を選ぶためには、導入後の運用を考慮して検討する必要があります。粗利率が低い商材であれば、決済の度に費用が発生する決済手数料が安い代行会社を選択する、キャッシュフローの回転を速くする必要がある場合には、決済手数料は高くても入金サイクルが早い代行会社を選ぶなど、状況や商材に合わせて選択することがおすすめです。

2何にどのくらい費用が掛かるのか把握する

決済代行会社によって、初期費用や月額費用だけではなく、決済手数料、振込手数料、トランザクションフィー、認証料やチャージバック手数料など発生する金額が異なります。実際に運用を開始したときに想定外の支払い金額がないよう、発生する費用は細かく確認しておく必要があります。
また、導入時には契約しなかった継続課金や分割決済等のオプションも、運用が始まってから必要になるケースがあります。導入する可能性があるサービスについてはあらかじめ必要な費用を確認しておくことが重要です。

3費用だけではなく、他の要件も検討する

決済代行会社を選ぶ際には、金額面だけではなく導入可能な決済サービスや入金サイクル、導入実績などその他の面も考慮して検討することが重要です。手数料は安いが希望する決済サービスを導入することができない、入金サイクルの選択肢が狭い、決済システムや端末機に不具合があったときのサポートがないなど、導入時には気付かなかった点に後々不便を感じる場合もあります。
問題なく決済サービスを利用するためにも、条件や導入実績を詳細まで確認し検討するようにしましょう。

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